すべて

なんだったかなー。
「価値で語れるほど、人の生命は軽いものじゃない！」
あ、エニシアか。なるほど、サモっぽい言葉だ。
語れなくとも、決定するにはたやすいんだぜ、姫様？

なんかもう今日は適当に書いちゃいます。
今日と言いつつ日を越してますけどね、あはは。

ひぐらしのなく頃に解　皆殺し編
途中までしかやってないけど、とりあえずいいね。
ものすごいいいね。感動。すばらしい。
絶大な感動じゃないけど、じわじわと感動させられる。
問題編と解決編あわせて３５００かな？
安い、安いぞこれは。（比較対象はＰＳ２ゲームソフトやハードカバー小説
これはいいぞ。
まだ終わってなんかいないけど、これはいい。
わたしはとりあえず原作をお勧めしますからね？

じゃなくて。
さいきん、自分の危うさが正常になってきている気がします。
本当は、世界に溶け込んでいくことなんて、プライド的には許されないことだけど。
でも、世界に溶け込んでいくことは、それはきっと幸せに満たされていくこと。
不幸の中で、幸せを時折感じるのと。
普段は気がつかないけど、気がつけばいつでも幸せ。
それはやっぱり、後者がいいの。


長い長い。
長くてとても、つまらないお話。
が、始まるのでつづきにしまっておきます。
自分が書きたいための、ただの文章です。

幸せ。

ああ、例えば。例えばだよ？
時々知人の日記に「わたしは博愛主義者ではない」と嘆く声がある。
特定の人物ではない。ちらほらと、あるのだよ。
皆悩んでいる。
わたしは、平等ではないけれど、すべてを愛しているから、つまり彼らよりは博愛主義なのだろう。
それは、すごく幸せなことだ。
それゆえに悩むことはあるけれど、それでも、わたしは皆を愛している。
世界全てを愛している。
憎悪すら、愛していたい。
何かに嫌悪する自分は確かに、いる。
でもそれさえも、そうだな、その、嫌悪する自分ごとなら、愛せる気がする。

という、例えばこの日記が個人に向けてのメッセージであることなど、普通は気がつかないだろう。
あーあ、わたしも変わったよね。

死なないで。
その言葉が、なんとなくわたしは嫌だった。
何故だと思う？
直球過ぎるからだよ。
あまりに真っ直ぐ突っ込んでくるから、わたしはドキリとする。

自分の嫌なことは、わたしはやはり他人には出来ない。
殴ることも、言い負かすことも、譲ることも、告げることも。
応援されるのが嫌だから、だから応援しないのは、だめなこと？
心配されるのが嫌だから、だから心配しないのは、だめなこと？
間違いを指摘されるのが嫌だから指摘をしないのも、やはりだめ？
でもさ。
返事を返してほしくなくて、返事を返さない。
これは君達のためになったでしょう？

ごめんなさい、色々と、よくわからなくなった。

例えば昔、わたしは空手というものを習っていた。
ただ人を殴っているだけだった。
小学生を後半になるころからか、なんとなく、力をうまく出せなかった。
人を殴るという、蹴るという行為がとてつもなく嫌だった。
殴られる、蹴られる、という行為がとてつもなく嫌だった。
殴りたくないのに殴ろうとして交わされて殴られる。
嫌だった。
だから泣いて、だからやめた。
今のわたしは、たぶん拳で人を殴ることなんてできない。
無理なんだよ。
だって、痛いじゃない。

例えば。
応援が嫌になったのはいつだったか、あーあ、あの声、覚えている。
応援というのは、個人を応援している。
では、応援されなかった人は？
小学５，６年生のころの、マラソン大会。練習だったかな。
体育が苦手で。苦手で。走るのも苦手で。
一番、最後だった。
ああ、泣けそう。
それでさ、だいぶ離れた先で、一人の子が走ってた。
女子と男子で別れて走るから、女子を応援するのは男子で。
その男子の声がずっと、ここにいる。
「～～、がんばれー！」
それは例えば、彼女がからかわれる性質の人間で、だから罰ゲームに似ていたのかもしれない。
でも、わたしの先を走る彼女は応援されて。でも最後のわたしは無視されて。
応援するところとの距離ではわたしの方が近かったのに。
わたしの名前なんて、なかった。
だから。
だから中学校で最後にゴールする時、男子の誰かががんばれ、って言ったのが。
すごく、泣きたかった。
なんで、いまさら？

マラソン大会といえば、あんなこともあったね。
小学校低学年の頃は、もうちょい足も速くて。
ゴール直前で、一人の少女を抜かした。
ゴールしたらその子が泣いた。友人は言った。
「あーあ、さはるが抜かしたからだよ」
どうしていいかなんて、わかるはずもなかったさ。

それから、そう。
「言うだけでも楽になるんじゃないの？」
じゃあ聞くだけにして。言葉なんて返さないで。
黙って聞いてろよ。
倍返しするなよ。反射なんてさせんなよ。
これは、そう、友人ではない人に向けて。
だからわたしは、友人に相談されて、一度も答えなんて出したことない。
あるかもしれないけれど、基本は、聞いてるだけ。
電話越しのあの時はすごかったよ。
だって、君の声が涙でうまく聞こえなかったけど、相槌打ってたし。
でもそれで、君は満足していたから、だから、うん。わたしも、満足。
だから、本当を言うと君の相談は苦手。
だって君は、解決を求めているから。

私信、個人宛色々。
き・君が死んでも泣かないかもしれないけど、でも、　続きが浮かばないや。
　大丈夫。ね、大丈夫。だいじょうぶだから。これからも、よろしく。
ぴ・嫌いな人じゃなくてよかった。かわゆいです。
　実は詩とか小説とか楽しみにしてます。
れ・色々とありがとう。ありがとう。謝る代わりに、ありがとう。感謝のありがとう。
　ためらわなくてもいい。わたしは、傷つかない。つもりだから。
で・どうか、笑って。せめて、悲しまないで、苦しまないで。どうか。

あうあー。
どうか、皆笑って。
すべての人が笑えるならば、この頭痛さえも許すから。
貴方は苦しむためにいるんじゃない。悲しむためにいるんじゃない。
死ぬためにいるんじゃない。
貴方は、あなたは、あなたは笑うために、喜ぶためにいる。
貴方も私も、すべて、人は生きるためにいるの。
あなたは笑える、喜べる、生きていけるから。
だからどうか笑って。
わたしがそう願っていることを覚えていて。どうか。

どうか。