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Lamp in S.B.S.

ネット物書き音沼紗春の日記。 日常と、文章について。 時々、サイトの更新情報。

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密室真実Bが2番です

突発掌編小説書きなぐり密室真実。の、Bです。B。
さあっ、みんな覚えているかな? Bは何のBだったっけーっ?
せーので言おうか、じゃあいくよ、せーのっ。
 
調べたところ、密室真実7番は1月の19日ですな。むむ、マイジャニラストってことは、これうつ期前か最中じゃないか?
Bは1月の12日ですな。2月は書いてないんだなあ。
 
あ、BLのBだよ。
ちなみに今回は二次創作ですごめんなさい。
あ、でも商業物っつうか版権物じゃないよ。
おこめちゃんとこの諸々ですごめんなさい。
かぷりんぐは? とりまディオクラとザンクラだよ。
 
定番遊園地でごめんなさい。
そして前編なのです。笑
 
 

 
 
・遊園地なのです
 
恋人。家族、子供は小学生。恋人。家族連れ、子供は赤ん坊。女性4人。子供だけ、保護者見えず。恋人。恋人。家族。家族。恋人。
「ザン、おまただよー。えっちなとこじゃないよ、お待たせって意味だよ!」
人の流れを見ていたら、えへっ、とばかりに銀髪赤目眼鏡が言った。男物の服を着ているものの、その容姿では女の子にしか見えない。そんな感じの人であった。小さな身長の一番てっぺんには、白い耳がついていた。
「クラシコ、そんなのいたか? ねずみじゃないのか、黒いねずみ」
「ここはねずみさんの遊園地じゃないよ、ザン。」
クラシコはおかしそうに笑いながらザンの鼻をつついた。短い黒髪と、グレーの長袖と黒の七部丈を合わせたシャツ。カーゴパンツでは何か色々なものが揺れていた。
「とりあえず買っておかなきゃだめだよね、似合う?」
「にあうにあう、ちょーにあう。かわいくてほれなおしちゃいそー」
クラシコはザンの横腹を殴った。ザンがうめいて大げさに体を折った。そして、もう! と怒るクラシコの肩に、ザンは手を置く。そしてにこりと笑った。
「マジで似合わねえ」
クラシコが一瞬身をこわばらせた。ザンはにやりと笑う。頭の上に伸ばそうとしたクラシコの左手をタイミングよくつかむ。睨もうとしたクラシコだが、ザンが腕を引いて歩き出して、それは叶わない。
「ザン、待っ」
「おら、さっさと行こうぜ」
眉間にしわを寄せていたクラシコだが、慌てて足を動かして大またのザンの横を歩く。そのザンの横顔がいささか上機嫌のように見えた。右手を伸ばして白い耳を撫でる。
「むー……」
はっと思いついたように、クラシコは耳つきカチューシャを外す。そしてえいっ、と精いっぱい背伸びしてザンの頭に乗せた。ザンの黒髪の中に真っ白な耳が生える。位置は少しずれていた。見えもしないのに、ザンは視線を上に向けた。
「似合うだろ?」
「うん、本当に似合わない」
クラシコはまためいっぱい背伸びしてカチューシャを外すと、頭の上に乗せた。浮いた髪の毛を、ザンがそっと撫でて整えた。
「あっ」
思い出したように言ったクラシコが振り向く。ザンは残念そうにため息をつく。
「ディオっ、早くー」
少し離れた人ごみの中から、鈍い赤色の髪をした青年が駆けてくる。ほっとしたような表情を浮かべていた。
「もー、どこ行ったかと思ったじゃん」
「迷子のディオさん、ご主人様がどこどこでお待ちですーって放送流してもらえばよかったなっ。ちょっとディオ迷子になってよ」
「ご主人様っ? ご主人様なの? 恋人にしようよー」
でへっと笑ったディオがクラシコの隣に並んで歩く。その手をさりげなくクラシコが握り、微笑む。ディオも、驚きながら嬉しそうに笑った。ザンは一人で眉根を寄せた。
「あ、ざんざん、風船ほしい」
「ザンは一回でいい。……風船? ああ、あれか」
ザンがクラシコの視線の先を追いかけると、銀色のアルミ風船をたくさん持ったお姉さんが道の隅に立っていた。
 
 
 
***
中途半端に前編おしまい。笑
だって時間がないんだもん。続きはまた今度ねっ。
おこめちゃ口調とか違ったらごめんだよー。
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ちょ

あべし! なんだこりゃ!! びっくらこいたwww素敵小説みっけwwwえ、ていうかなんでそんな虹してくれるんですかさはるちゃんもしや神? いや前から神ってことは分かってたんだけどね/(^o^)\まさかここまでとは…!

遊園地でくらしこがはしゃいでいるのに萌えた。なにこの生物。あとでぃおさまなんなのこれもう可愛いでぃおさま← そんでざんの残念そうな表情ってアナタまずザンがディオクラで嫉妬しとる件について やべえこれ破壊力ありすぎだろ…

毎度毎度ありがたう!( ´;ω;`)これ完結したらほむぺに載せてよろし?
  • こめこ
  • 2008/03/03(Mon)18:00:40
  • 編集

ぎゃふん

うわー、うわー、ごめんとありがとだよ!
素敵小説なんていやいやそんな。だって頭の中で脳内妄想がめまぐるしかったんだものうへへごめんよ!
神じゃないよ神じゃないよ、ただの変態モドキだぜ。つうかおこめちゃのキャラ設定が神なのよ、そりゃもう!
 
くらしことでぃおはかわいいコンビだよねっ。脳内妄想が回り始めましたどうしよう。ざんもいいよねいいよね、嫉妬させまくりたい感じの子ですごめんなさい。ざんの嫉妬に、くらしこは気付いてるといいよね、そんででぃおさまは気がついてないんだきっと!
 
やんやん、こっちこそありがとうだよ。
ちょ、まじでか。どしよ。嬉しいけども、密室真実は推敲0作品だからどうしよう! むー、おこめちゃがいいと思ったらよいにするー。
 
つうか長くてごめんだよ。笑
コメントありがとーっ。
  • 音沼紗春
  • URL
  • 2008/03/04(Tue)00:06:40
  • 編集

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