Lamp in S.B.S.
ネット物書き音沼紗春の日記。 日常と、文章について。 時々、サイトの更新情報。
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密室真実そして6番
突発以下略密室真実第六回目突入。
前回のが「密室真実」カテゴリに入ってなかったです、すみません。
そういえば、最近「落下」がリンクつながってないことを知った。
だれか教えてくれれば良いのに。
あなたを殺してわたしも死ぬ、ですが。
わが精神状態に比例して暴力表現? になりました。
基本的にはラストを漠然と決めてて、台詞を思いついただけ。
こういうのを書くのに、密室真実はちょうどよい。
ちなみに、彼らの会話。
勝手に長くなりました。
今回は。まあ、前回と似たようなもんかも。
書きながら内容は決める。
死亡報告書
前回のが「密室真実」カテゴリに入ってなかったです、すみません。
そういえば、最近「落下」がリンクつながってないことを知った。
だれか教えてくれれば良いのに。
あなたを殺してわたしも死ぬ、ですが。
わが精神状態に比例して暴力表現? になりました。
基本的にはラストを漠然と決めてて、台詞を思いついただけ。
こういうのを書くのに、密室真実はちょうどよい。
ちなみに、彼らの会話。
勝手に長くなりました。
今回は。まあ、前回と似たようなもんかも。
書きながら内容は決める。
死亡報告書
「あんた、死ぬの?」
静かだ。
振り返る。
きょとん。
「何言ってんの?」
「死ぬのはだめだよー?」
のんびりしている。
首をかしげる。
少し不快。
「別にわたしは死ぬつもりなんかな」
「あるくせに。嘘言わないでよ」
「嘘じゃない」
くすくす。
すごく不快。
こいつは誰だ。
「死ぬのはだめ。何故だと思う?」
「……わたしが聞きたいよ」
「なんでだろうねえ」
答えろ。
不快。
不愉快。
邪魔。
白。
「真っ白な、お城がありました」
唐突に。
わけもわからずに。
童話。
「色白の王女様が、真っ白なドレスを着て、真っ白な部屋の真っ白な椅子に座っています」
黒。
白。
曖昧な世界。
「兵士も白。皆白。真っ白。空も白、街も白、みんなみーんな、白」
「どうして?」
笑う。
笑うな。
赤。
歯軋り。
驚く。
「ごめん、不愉快だった? 笑ってごめん」
謝る。
笑ったことだけ。
いいよ。
どうでもいいよ。
「わたしたちは生きている」
「どうして?」
「幸せになるため」
「どうして?」
「誰かと出会うため」
「どうして?」
どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして。
どうでもいいよどうでもいいよどうでもいいよどうでもいいよ。
「どうしてなんだろう」
「どうして?」
「どうして生きているんだろう」
「どうして?」
「わたしたちは、生きている」
「どうして?」
息を吸う。
穏やかな笑顔。
神様のような笑顔。
「私達は、手を持っている、足を、脳を、神経を、心臓を、血を、目を、言葉を」
「どうして?」
「どうしてだと思う」
真っ白な沈黙。
真っ白な城。
生きる理由。
私達の存在。
「理由なんてないよ。そう、決まってるの。何故かわからないけど」
すべて決まっていること。
城。
黒。
赤。
さようならの声が聞こえる。
涙落つるならば、せめてカーテンを降ろさずに。
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