Lamp in S.B.S.
ネット物書き音沼紗春の日記。 日常と、文章について。 時々、サイトの更新情報。
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永遠の途中 唯川恵
カテゴリ:小説の感想
ネタバレというものが存在しにくい小説だなあ。
多少ネタバレはあるものの、これから読むに支障はないです。
ついでにあんまり、本を読み返しながら感想を書く、ってのはしない予定です。
感想ですから。
永遠の途中 唯川恵 図書館
とある方がとある方にお勧めしているのを見て読もうと思ったわけですが。
目次を見たときは最初、「げ」と思いました。多分「うわ」とか言った気がします。
何って、「age30」とか「age60」とかあるんですよ?
音沼ちゃんは中高生が波乱万丈な話が好きなのです。
まあ、でも借りたからには読もう、とね。
最初が薫さんの語りだったのでなんとなくその後も薫さん側にいたかな。
お互いがお互いをうらやんでいる、ってのが事細かで楽しかったです。
上にいる人は上にいる人で、下が羨ましいんですよね。
鳥ももしかすると、本当は走ることに憧れているのかもしれませんし。(ダチョウは除く
主にメインの人が少なかったのもよかったと思います。
語りも交互だからごちゃごちゃにならないし、それぞれが全くの対照的ってのも面白かったです。
性行為関係もありつつですが、あまりにもさらりとしていたので気分悪くなりませんでした。
たまに、事細かに描写があると気持ち悪くなったりするんですけどね。
あとから思い返してみても、さらっとしてて心地よい感じだったな、とか。
で、もう最後になっちゃうんですが。
最後もさらりとしていてよかったですね。
羨んでうらんでたのが、あんなにさらりと行くものかとも思いながらでしたけど。
でもああいう柔らかい終わり方も好きですよ。
すとん、と拍子抜けした感じがまた心地よいのです。
総評としてはなかなかよさげ。
唯川さんのはまだ1つしか読んでないのでわかりませんが、あってるのかな、とか。
段々年をとる女性達ですが、おばさんくさくなくて結構読めました。
全体的にさらりとしてるから読みやすい感じもありましたし。
おおう、感想って書きにくいなあ。
お前馬鹿じゃねえの、って感じやもですが適当です。
音沼紗春初小説感想(一記事としては)なのでした。
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