Lamp in S.B.S.
ネット物書き音沼紗春の日記。 日常と、文章について。 時々、サイトの更新情報。
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Not密室真実
あえて、密室真実じゃなく?
まあなんというか。
アリス×ツカサ
テンロ×タリテ
を書いてみようかと。
恋愛じゃないし、というか会話だけです。
暇な方だけどぞ。
まあなんというか。
アリス×ツカサ
テンロ×タリテ
を書いてみようかと。
恋愛じゃないし、というか会話だけです。
暇な方だけどぞ。
★アリスとツカサ
「こんにちは」
「ども」
「わたしがアリス。一応、12人の中ではリーダー的な役割をしてる」
「ツカサ。アリスの後ろにいることが多いよな。男勝りかも。助言役?」
「わたしたちで、とりあえず簡易設定だけ言っちゃえ、だって。ツカサが進めていいよ」
「なんで。助言役なんだけど、わたしは」
「だって、わたしはこんなつまらないことをするよりも、『出かける』手段を考えたいし」
「そうだなあ。12人、ええと、キャラについては次のテンロから。あー、わたしらのいるところは、牢屋と孤児院とを混ぜたようなところ? だとさ。んで、実験体っぽくもある、と」
「そこで、わたしアリスを中心として、12人がそこから逃げる話。そのことを、何故か『出かける』と言ってるけど」
「そういえば、お前が言い出したんだよな、『出かける』って」
「うん、多分。元々は、職員にばれない様に、っていう意味の隠語だった。建物の周りに広い敷地があって、そこには許可を取れば出れるから、それとごまかすこともできるかな、って」
「ええと、何だ。設定はまだあまり決めてないから、こんなもんだよな」
「短いね」
「ん、カンペ回ってきた」
「タイトルの話だって。イメージ的には『大脱走』と『ロミオとロミオは永遠に』だから、そのまま『大脱走』か、ちょっといじったタイトルにしようと考えているって」
「思いついたのは、えー、年賀状の、オリジナルの女の子達を描いているうちにキャラが出来上がり、着ている服が白いワンピースで囚人っぽくも見え、そこから。だってさ」
「終わり? そういえば、『出かける』話だよね? それって成功するの? 『出かけ』たら、どこに行くの?」
「……それを、今ここで答えられると思ってる? アリスさん」
「どうせなら聞きたいでしょ」
「ええと? 『決めてない』」
「まあ、わたしたちも、設定だけが決まった話だから、ストーリーはまだこれから、ってことか」
「あ、でも『1人だけ死に様が決まってたりする』だって。ちょっと、待て。え、誰か死ぬのか?」
「嘘、誰が……? 誰が死ぬの? 嘘、待ってよ。やめてよ、変えてよ。まだ未定? ならそんな運命変えろ!」
「誰も、死なないといいよなあ」
★テンロとタリテ
「うい、あたしがテンロ。こっちがタリテ」
「あー、たりて。うん、たりて」
「キャラクターについて、とりあえず語れって。ほらタリテ、みんなの名前言ってみ」
「うん、えーとね、てんろと、たりてと、ありすと、つかさと、すさきと、なるうと、ふれんと、これいと、しひれと、えかつと、さえくだけ。それだけ」
「こら、トツキを忘れるな。あたしもお前も、トツキのことは嫌いだけど、ちゃんと言えって。な?」
「わかった。今度からは、いう」
「じゃ、トツキから行くか。トツキは、いつもクマのぬいぐるみ抱えてるな。名前なんだっけ、トキトキ?」
「とつきキラーい。ときとき投げるからキラい。ときときかわいそう。あとね、ばかっていうのやだ」
「トツキは、何故かタリテをいじめるんだよな。だから、あたしもタリテも、トツキが嫌い。口調は生意気だな。次、誰にする?」
「なるうは、ためいきよくつくよ。ふたつしばりの髪、この前ひっぱったら怒られたから、もうやらない」
「あたしもたまにひっぱる。あれはひっぱりたくなる。ナルウは、大人しいガキ? よく人を睨むよな。ちょっと毒舌」
「それで、しひれは、お姉さん。いっつもね、笑ってるよ。でもちょっとこわいときもある」
「確かに結構腹黒だな、あいつは。シヒレはー、ヤマトナデシコ? いつも丁寧な喋り方しててお上品だよ、まったく」
「さえくは、のんびりさん。んー、ってよくいう」
「悩んでるんだろうな、いいあぐねてるというか。優柔不断な奴。結構マイペース」
「えかつは、しひれキラい。かみはね、きれいだよ。くろくてながくてさらさらしてる」
「エカツも大概お嬢様だよな。シヒレを敵対視してる感じもある。おしゃれ大好きのナルシストだな」
「ふれんは、あんまりおはなししない。いつも、ひとり」
「アイツもアイツで色々あんじゃねえの? 12人の中でもパシらされてることもあるし。あんまり逆らわねんだよな。機械みたいな奴」
「ありすはりーだー。みんなのおねえさん。いっしょうけんめいね、がんばってる。でもね、ときどきすごくくやしがってたり、泣いたりしてるんだよ」
「アリスが? 泣く? そんなの見たことあるのか?」
「うん、泣いてるよ。みんなの前でおはなししてるときとか」
「お前はさすがに、人をよく見てるよ。アリスは、まあリーダーだな。一番普通、とも言えるかもしれない」
「つかさはおにいさんみたい。ぼーるね、すごいよ。たりてさわれない」
「ボーイッシュ。スポーツマン。背も高いし。あたしより高いんだよな。ツカサは、アリスについて回ってる。親友だよなあ」
「すさきはね、かっこいいよ。てんろのつぎに好き。たりてにね、いろんなことおしえてくれる。この前は『トツキは幼い。周りの皆が自分より優れているのが許せないのよ。貴方という格下に見える存在を常に見下ろしていたいのね。わたしからすれば、皆それぞれに優れていると思うのだけれど』って言ってた。よくわかんない、って言ったら『トツキとはあまりお話しないようにするといいわ』って言われたから、そうしてる」
「タリテは記憶力がすごい。多分完全記憶能力。で、スサキ? あいつはかっこいいよ。嫌われ役のライバルお嬢様にしか見えねえのに、的確ではっきりしていて、荒波を全て鎮めるね。かっこいいよなあ」
「てんろはね、たりていちばん好き。あたまなでてくれたり、いろいろ教えてくれたり、助けてくれたりする。この前しひれが『テンロはタリテ以外には冷たくて、本当に困ります』って悲しそうだった。いいこいいこしてあげた」
「そうだな。あたしは、タリテがいればいいよ。それ以外は刹那主義者。今がよければ全てよし。未来とか過去とかどうでもいい」
「てんろてんろ、たりては?」
「ん? かわいい奴だよ。おばかで単純だけど純粋だし、なんかな、本物の『ヒト』ってのを見てる気分になる。大好き。あたしの全て」
「だいすきっていわれたー。うれしい。てんろだいすき」
「ちなみに、全員同性愛嗜好者ではないからな。ああ、でもスサキはバイセクシュアルって言ってたか」
「ばいきんまん?」
「まあ、愛すべき存在だよな、うん。」
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