Lamp in S.B.S.
ネット物書き音沼紗春の日記。 日常と、文章について。 時々、サイトの更新情報。
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センセイの鞄 川上弘美
カテゴリ・小説の感想
センセイの鞄 川上弘美 図書館
全体的に言えば、結構よさげ。
でも部分的にはあんまり好きじゃなかったかな。
特に、ベニテングダケのあたりと海へ行っちゃったあたり。あ、干潟だった。(確認しました
こういうお話だったら、そういう、なんていうのかな。空想というか幻想というか。
ああいうのは混ぜない方が良いとわたしは思うんだよね。
でも、なんというのかな。
ツキコさんの子供らしさ。
っていうのがとてもとてもとても好き。
なんだかのほほんとしつつ、なんでやねん! みたいな。
わたしは読了後数日くらい、ツキコさんの影響を受けたのか、微妙に子供っぽかったです。
えーん、となんだか泣いてみたり、口調を色々と。
なんだかとってもわたしにあってました。
わたし、こんなんなのかもしれない。笑
恋愛部分もなんかこう、さっぱりしてて? のんびり、ほんわか、違うな。ほんわかはちがう。
なんかこう、牛乳でおいしくホットなココアを飲んだ後の気分のような。
センセイが答えてくれない、えーんえーん。ってあたりが一番好き。
好きじゃないその前も好きだけど。
でも1つだけ気になる。
以下引用。
(前略)
大町さんはクールなのね、と友人に言われたことがある。彼、何回かあたしに相談の電話をしてきたのよ。(中略)
それとこれとは、ちがうことである。不安は、当事者のわたしにぶつけるべきものであって、第三者である友人に相談するというのは、まったくの見当違いとしか思えなかった。
ごめんなさい。迷惑かけたわね。筋がちがってたわよね。わたしが謝ると、友人は先ほどよりももっとふかぶかと、ため息をついた。筋って、何よ。筋って。
(後略)
わたしさ、この部分知ってる。
知ってる。
知ってるとしか言いようがないけれども知ってる。
ちなみに「センセイの鞄」を読んだことはありません。
多分、多分ね、テストとかに出てきたと思うんだよね。
量的には教科書に乗る部分ではないから、多分テストだったんだと思う。
ここ、読んだことある。
テストかもってのは今思いついたことで、だから今までずっと「どうしよう」って思ってました。
デジャビュの類かな、と思ってたり、なんかよくわかんないけど不安でした。
ツキコさんはわたしに似ている。
ちっとも感想が得意にならないわ!(何か風/笑
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