Lamp in S.B.S.
ネット物書き音沼紗春の日記。 日常と、文章について。 時々、サイトの更新情報。
[84] [83] [82] [81] [80] [79] [78] [77] [76] [75] [74]
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
深紅 野沢尚
カテゴリ:小説の感想
深紅 野沢尚 図書館
なぜこれで「ひさし」と読むのかがいまいちわからない。
いや、友人にもいるんですけどね? どうしても「なお」と読んでしまう。
じゃなくて。
とある人がとある人に「殺人犯と被害者の娘の話」と言っていたので。
なんだかとてもおもしろそうな話だなあ、と読み進めて。
小学生の時の心情はとても面白かったです。
がきんちょはやっぱりいいです。
不安定な中高生もいいけれど、なんだか純粋な小学生もいい。
不安で冷静な奏子ちゃんの雰囲気が、王道っぽくていい。うん。
タクシーのシーンもなかなかよさげだったかも。
なんかもう、殺人犯側をあまりかわいそうに書かなくてもよかったんじゃないかな、とか。
どうせなら殺人犯は殺人犯、と線引きしてもよかったな、という感想。
あと、娘達が出会うところはもうちょっと緊迫感出して欲しかったな。
まあもちろん、わたしは出せといわれても出せないのだろうけれど……orz
拓巳のキャラはよかったと思う。
でも案外未歩ちゃんのキャラクターが微妙……?
と思わないでもない。うーん。
全体としては、最後、夫を殺そうと言い出した辺りから好きじゃなかったな。
というか、もうちょっと2人が若い設定でよかったんじゃないかな、とか。
やっぱり高校生がいいよ!笑
殺人犯の娘はまあ微不良でお母さんのためとかにバーでバイトしてて。
バーテンダーのくだりはそのまま、対する奏子ちゃんはむちゃくちゃ優等生、とか。
でも、ラストのキスシーンは合格!みたいなね。
感想、やっぱり苦手です……。
PR